中高年の恋愛を描いた「黄昏流星群」

 

作者は「課長島耕作」「人間交差点」などでおなじみの弘兼憲史さんです。

テーマはズバリ「中高年の恋愛」です!

このテーマを題材にした作品はなかなかないのではないでしょうか?

短編の読みきりのストーリーで、現実的にありえない空想のストーリーもあれば、「こんなことってあるかもしれない」という現実的なストーリーまで様々です。

主人公は男性目線の場合もあれば女性目線の場合もあります。ハッピーエンドで終わるものもあれば、そうでないものもあり、よくこんなに多様なストーリーを思いつくな、と感心してしまいます。

また必ず”性”に対してのシーンがあるので見逃せません!! 描写もかなりリアルなので、中高年のからみなんて気持ち悪い、と思うような方にはあまりおすすめできないかもしれません。

ちなみに、登場する中年女性の大半がエロいです。驚くほど早く男性とベットインしてしまいます!

「現実もこんなものなのか?」とちょっと期待してしまいます(笑)

さて、私が気に入っているのは「星より密かに 裏切られたラーメン屋と大女優」という話です。

ある大女優の大ファンのしがないラーメン屋のおやじの店にその大女優がラーメンを食べに来る。というところからスタートするストーリーですが、しがない中年のドキドキ感が伝わってきて面白いです。

ちょっと設定的に無理があるかもしれませんが、読み始めるとついついその世界に入り込んでしまう魅せ方は秀一の一言です。

…絵がリアルなせいかもしれません。

特に、中高年の方には声を大にしてお勧めしたい作品ですね。

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